先輩社員座談会 平井製作所ってホントのところどうよ?
今回5人の先輩社員に集まっていただだき、平井製作所はどんな会社かというテーマでざっくばらんに話をしてもらいました。個人情報保護のため、社員の名前は仮名にしています。
現在の仕事内容を具体的に教えてください
桐山
生産の管理から品質管理、納期管理まで、会社の内容全般を見ている感じです。
伊藤(女性)
最初からずっとTig溶接(溶接の一種)を担当しています。
前田
最初はタレパン(鉄板の打ち抜き加工)で、次にスポット溶接(溶接の一種)、今は現場からCADや業務的なことまで色々やっています。
小林
最初はタレパン(2年) 、今は商品の検品・数量チェック・梱包・出荷の担当です。
渡辺
最初はタレパン、プレス加工(金属を圧力で変形させる加工)を担当し、今は曲げ加工(金属板を曲げる加工)をしています。
選んだ理由は、、、家から近かったから(笑)
入社までの経歴について教えてください。
渡辺
私は中学の時から左官のバイトをしていて、そのまま左官屋で働いていました。仕事自体は嫌いじゃなかったんですが、左官屋の仕事は天気に左右されてしまいます。雨が続くと仕事ができない日が続くわけで、すごく不安定でした。工場なら雨が降っても仕事ができるし、安定しているので良さそうだなと思っていた時に泉北コミュニティ(求人誌の折込広告)で見つけて就職しました。
平井製作所を選んだ理由は、、、すごく言いにくいんですが、、、
家から近かったからです。(笑)
でも面接を受けた時に社長がすごく気さくな人だったんで、よさそうな会社だなと思いました。もちろん製造のことなんて何もわからなかったんで不安しかなかったんですが、社長に、わからなくても一から教えるからと言われて安心しました。
小林
私は別の工場で組立の仕事をしていたんですが、その会社の業績がすごく悪かったんです。合わせて身体の調子が良くなくて辞めてしまったんですが、平井製作所で働いている人に紹介してもらって入社しました。今も少し身体の調子が悪くて休みをもらうことも多いんですが、そのへんもわかってくれて働かせてもらっています。
前田
私は大学を卒業してからの新卒なんですが、本当は最初は他の会社に就職するつもりでした。でも、その会社に入社する直前の3月に、地方へ配属されることがわかり、どうしても大阪を離れたくなかったので、その会社を辞退して他に会社を探していたところ、知人から平井製作所を紹介してもらいました。ものづくりに携わりたかったので製造業であれば特にこだわりはありませんでした。
前の会社を辞退した3月に面接に来たらすぐに採用してもらって、4月1日から入社しました。
伊藤(女性)
以前はレンタカー会社の受付をしていました。でも昔からものづくりが好きで、何かものづくりに携われる仕事ができないかとずっと考えていたました。特に溶接がかっこよくてやってみたいな~と思っていたところ、平井製作所で溶接の仕事を募集していて飛びつきました。女性でも溶接の仕事をさせてもらえました。
桐山
以前も製造関係の仕事をしていました。でも前の会社は給料は安く仕事は長時間で理不尽極まりなかったんです。ほんとに。それで転職をしようと思って探していた時に、この会社で働いている人に紹介してもらって入社しました。
会社での1日の仕事の流れや雰囲気はどうですか?
前田
1日のスケジュールはこんな感じです。
- 8:20-10:30 仕事
- 10:30-10:40 休憩
- 10:40-12:00 仕事
- 12:00-12:50 昼休憩
- 12:50-15:00 仕事
- 15:00-15:10 休憩
- 15:10-17:00 仕事
昼休憩以外に午前と午後に休憩があり、みんなで雑談したり、お茶を飲んだりしています。昼は、会社でお弁当を頼む人もいれば、自分で作ってくる人、買ってくる人もいます。食堂もありますし、春は駐車場の桜を見ながらお弁当を食べる人もいますね。朝は早いんですが、その分終わる時間も早いので、趣味に使うこともできますね。
5月からお盆までは繁忙期で忙しいんですが、年初から3月ぐらいまでは落ち着いているので残業もありません。
伊藤
夏にはみんなで駐車場でバーベキュー大会、年末には忘年会があってみんなで集まりますよ。あとは仲のいいメンバーは個別に飲みに行っています。今社員全員で35人ぐらいいるんですが、小さな会社なのでみんな、まんべんなく仲がいい感じです。
溶接面がきれいにツヤツヤにできたときには「よっしゃ!」
やりがいを感じることはありますか?
渡辺
実は僕が会社に入ってすぐに先輩が辞めてしまいました。それで社長が直接教えてくれたんですが、社長も忙しいのでなかなか時間も取れず、仕事をやりながら、覚えていきました。最初は失敗の連続で、怒られることも多かったんですが、怒られるということは期待されているということだと思ってがんばりました。
今は当時に比べると仕事もできるようになったと思います。また、人数が増えたので、今は教えてもらえないということはないですね。僕も今は後輩に教えています。
色々やっていきましたが部署によってやりがいは違いますね。今やっているタレパンでは、きれいに型が抜けたときがうれしいです。加工に金型を使うんですが、金型がよくないときれいにできないんですよ。金型の手入れがとても大事なんです。だから金型は自分で油を塗ったり、研磨したりして手入れするんですが、自分で手入れした金型できれいに加工できるとほんとにうれしいです。
伊藤(女性)
私がやっている溶接には、神様のような大先輩がいます。仕事は早いし、うまいし、とても尊敬しています。それに、仕事は自由にやらせてくれます。溶接がうまくできるとやりがいを感じます。
ステンレスの溶接は、失敗すると焦げた感じの色になってしまうんですが、うまくできて溶接面がきれいにツヤツヤにできたときには「よっしゃ!」って思います。
この先もずっと溶接を続けていきたいです。がんばって早く先輩の足元に追いつけるようになって、とにかく溶接を極めていきたいんです。あと、溶接技術の資格があるので、それにもチャレンジしたいです。
小林
私は、会社に入ったときは先輩が手取り足取り教えてくれたので幸せでしたね。今やっている出荷作業は、会社の仕事で最後に回ってくる部署です。部署によって仕事の進み方が違うこともあるし、顧客からの納期が集中してとても忙しくなることもあります。
それらが全部うまくいって納期通りに納品できたら「やった!」と思います。材料支給のときは荷物を持ってくるお客さんと話をすることもあります。そんな時にお礼を言ってもらえることもうれしいですね。
最後に、学生や就職に悩んでる若い方へメッセージをお願いします。
渡辺
独身で入社して、結婚し、今は子供もできました。実は今、下の子供が入院しています。その時その時で状況が変わりますが、会社はその状況に合わせて色々事情をわかってくれて、融通を聞いてくれるのでありがたいです。うちはアットホームな人間味のある人が多いですよ。
小林
初めてタレパンを見たときは大きな機械でこんなの自分で扱えるんだろうかと心配でしたが初めてでも何とかなりました。私は体調があまり良くなくて他の人と同じようには働けないのですが、その事情も考慮して働かせてくれます。それは本当にありがたいです。
前田
新卒で何もわからない状態でしたが先輩たちが色々と教えてくれました。自分がやりたいことも尊重してもらえるので仕事がやりやすいです。5年前からベトナム人が働きに来るようになったんですが、最初に来たベトナム人とはとても仲良くなって、今度結婚式に出席するためにベトナムまで行ってきます。
そんなアットホームな感じの会社です。
伊藤
平井製作所はとても家族的でみんながやさしいです。ちょっと前に腰を痛めてしまって長期間休んでしまったんですが、出てきたときにはみんなが気を使って声をかけてくれました。
いい人たちばかりでありがたいと思うことがたくさんあります。みんなやさしく受け入れてくれるので、気負わずに来てくれるといいなと思います。
桐山
悩んで行動できない人が多いと思うんですが、行動しなかったら何も変わりません。何でもいいので一歩前に出ることが大切だと思います。行動せずに悩んでいるともやもやするだけです。行動すると楽になりますよ。
ぜひ行動してください!